労働法のキモが2時間でわかる本

労働法のキモが2時間でわかる本」という本を読みました。

架空の会社を舞台としたストーリー仕立てとなっていて、読みやすく実際2時間足らずで読めました。

短時間で読める本ではありますが、労働法についてあまりよく知らない人にとっては得るものの多い本だと思います。

私自身、労働基準法というような名前は聞いたことはあっても、あまりその内容は知らず、会社の制度について疑問に思ってもよくわからないので何となくスルーしていたというところがあります。

個人的には、自分の部署が裁量労働のみなし労働時間制なので、それについて興味があるのですが、本書ではわずかしか取り上げられていなかったのでその部分は物足りなかったです(まあ、2時間で全体像をつかめる本なので、個別に突っ込んだところまで記述できないのは仕方ないのですが)。この制度も、当事者からすると、納得できる部分とできない部分があって、結構疑問も多い制度なんですよね。

会社と従業員の間には契約があって、それは法律の影響を受けるし法的な拘束力ももつというのは当然のことですが、現実には何となく必要書類にサインしているだけの人が多いと思います。

契約の当事者としては、当然それなりの知識を持って臨むのが望ましいですので、手元に置いておいて必要に応じて今後も参照しようと思います。

労働法のキモが2時間でわかる本

労働法のキモが2時間でわかる本