物件探し

近々引越しを考えていて、昨日は昼からずっと部屋探しをしていました。

色々な情報がネットから入手できるようになったご時勢ですが、こと部屋捜しに関してはあまりネットは使いません(見ることは見ますが)。

というのも、物件って間取りとかを見ただけじゃぜんぜんわからなくて、目の前が建物で日当たりが悪かったりとか、そんなに築年数は経ってないかと思ったら見た目はなんかいまいちとか。逆に、築30年以上でもリフォームしたばかりで新築ばりにきれいとか、そんなことがいろいろあるので、実際に見ないことにはわかりません。

というわけで、私は部屋捜しにあたって、とりあえず目当ての駅に行って適当な不動産屋に入ってみます。
ただここで、不動産屋の当たり外れも大きいですね。

1件目に行ったところは扱っている物件が少ないのか、いまいちな物件しか紹介されませんでした。
結構苦戦するかと思われたのですが、2件目では結構いい物件が紹介され(3件目ははずれ)、4件目でとうとう「当たり」の不動産屋にめぐり合えました。
「もう松戸で17年くらいやってるんですよ」という店長さんは、物件や地域の情報に精通していて、徒歩の際の坂の有無や、物件への徒歩ルートにおける夜間の治安や、「この物件は壁が薄いんで、音のトラブルになりやすい」ってことまで色々と知っていて、いい物件をたくさん紹介してもらえました。そして、一番気に入った物件に決めてしまいました。

その人がすごいのは、単に長いことやっているだけではなくて、日々アンテナを張って情報を収集している(としか思えない)ということです。だからこそ、日々事情が変わる不動産業界において、価値の高い情報を物件を探している人に提供できるのでしょう。

情報化社会においても、特定の分野において長い間積み重ねてきた情報を持つ人というのは、高い付加価値を生むんだなぁ、と感じました。