F#

Microsoftの新プログラミング言語「F#」,Visual Studioへの搭載目指す」という記事を見て、おおっ!?と思いました。

F#は,Microsoftの研究部門Microsoft Researchが開発した関数型プログラミング言語。「ML」という初期の関数型プログラミング言語をベースに,プログラミング言語「C#」や「Haskell」,リレーショナル・データベース操作技術「LINQ」の要素を含んでいる。

MLをベースに、ですか。
MLなんて知っている方はほとんどいないと思いますけど、記事にも書かれている通り関数型プログラミング言語で、私は大学2年のときに半年ほど授業で学んでいました。私は大学2年の年に、前期でC・後期でMLを学んだのですが、性質の異なる2つの言語を学ぶ機会があったというのは私にとってすごく良かったと思っています。
Cでさんざん、ポインターの扱いを間違うと実行時にエラーになるというのを経験した後でMLをやったので、副作用の無いプログラムを書けば実行時エラーはほどんど無くなるということを身をもって知ることができました。
関数型言語であるMLの経験は、その後の(手続き型言語での)プログラミングに良い影響を与えているのは間違いありません。

とはいっても、世間的に関数型言語というのはマイナーな存在です。比較的有名なのはLispですが、使っているのはハッカーな方々が中心で、メジャーな言語とは言いがたいところです。

F#はVisual Studioへの搭載を目指すということなので、ぜひ搭載されて、より多くの方が関数型言語を知るきっかけになればいいなと思います。

といいつつ、本当に搭載されるとは信じがたいですが。。。(やっぱり関数型言語はマイナーなので)